2013年4月10日水曜日

2013.02.24 Choir Recording 41RP STAFF REPORT

2013.02.24 Choir Recording 41RP STAFF REPORT





ホールでのピアノと合唱のレコーディングでした。
目的がレコーディングという事でPAする部分は、袖に用意されたモニターとステージに向けられたTB用のスピーカーのみ。
ステージ上には合唱のコンデンサマイクが4本・ピアノ+メインマイクがステレオでたちました。
仕込みに関しては3人もいたのでゆっくり行なえた印象。

・マイキングを確認する時は遠くから・近くから・様々な角度から見る必要がありました。
・レコーディングの際、特殊であると感じるのがTB用モニターを用意してステージ上(ブース内)と袖(コントロールルーム)のやり取りを行なうシステムを組むという事です。
レコーディングスタジオなどは始めからそのようなシステムが組まれているが、ホールなどでのレコーディングの際は一から組む。これが収録の質がどうこうの話しでは無く、とっても大切な事なのだと学んでいます。

SRでも同じようにステージモニターにTBを返す事やクリカムを配備することなど、音を仕事にする以上責任を持つ部分であるのです。

・今回合唱の収録であったのだが、歌うという事は凄く体力のいることなんだなと感じた。それが収録される音に関わらず人として気を使い、思いやる事が重要なのだと思う。

・SRではダイナミックマイクを使う事が多いからか、今回足音や平台がきしむ音、譜面がカサカサとなる音がとっても気になった。もちろん自分の発する音に関しても。とっても繊細です。

素敵な楽曲ばかりで、時に胸が痛み時に感動したり感慨深い現場でした。
音をゆっくり集中して聴く、多くの発見がある事なのだと改めて実感。つい時間や空気にのまれそうになるが、いつもふと立ち止まって聴く事ができるといいと思った。
ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)、初めて生で音をききました。

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