2013年3月10日日曜日

2013.02.24 Chorus Recording STAFF REPORT

2013.02.24 Chorus Recording STAFF REPORT

(2013.2.24 @松代文化ホール)
今回初めて録音の現場に同行させていただきました。
ドキュメンタリー映画の劇伴の合唱録音ということで、ストレートで深いメッセージ性のある音楽でした。
微力ながらもお手伝いさせていただいたこと、特に印象に残ったことを書かせていただきます。

搬入出
・天候が雪だったこともあり、予定していた近い搬入口よりも、距離はあるがフラットで安全に搬入できる扉から搬入しました。
・ホールの方に確認して台車をお借りする。返す場所も同時に確認できました。
・段差は丁寧に、2人で。
・ケースの向きも崩れにくいよう工夫して乗せる。
仕込み、本番、バラシ
・伴奏者が弾き振りされるということで、客席に背を向けたPfの配置が新鮮でした。
・Pfの蓋の開き方でノイズも響き方が変わる!
・譜面を追いながらノイズ等の気になった箇所、時間を書き込みました。
演奏者のコンディションに合わせて臨機応変に対応することが大切でした。あえて休憩を入れないこともひとつの方法。
・自分の出来ること、出来ないことを把握する。自主的には動きたいですが確認や指示を仰ぐことは大切。タイミングも。
Pfの横に指示用のマイクがあるだけでスムーズにやり取りができる。直接完成する音には関係がないところにも工夫された仕組みがたくさんありました。
始めは不安もあり緊張していましたが、皆様とても温かく迎えてくださりとても楽しく学ばせていただきました。
同時に、現場では研修だろうとアシスタントだろうと「音響さん」と呼ばれることに変わりはないのだと実感いたしました。
音楽を形に残していく現場に携わるということをもう一度噛み締めたいです。
実際に完成した映画を観たときにはまた感動してしまいそうです。
今回は素晴らしい機会に同行させていただいてありがとうございました。

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