2013年3月15日金曜日

2013.02.16 Fujihara Big Band Festival SR Project終了報告

2013.02.16 Fujihara Big Band Festival SR Project終了報告

日光市は藤原町でのアマチュアビッグバンドイベント、(こちらは昨年のブログ
『他人には聴かせられないコンサートin鬼怒川』 三年目です。

今年は仕込みから三人で行いました。




お昼にがっこを出発したので、到着は16:30、少々事件はあったが、道路に雪も無くすんなり到着。仕込み。
足湯は入らず。


こちらが図面。






電源は、照明直回路下手に二口でお願いしました。C-Cの延長はホールから借りました。

本番こんな感じ。客席の半分はフラットなので、少し目線が上る感じなんですね。
後ろ半分は階段座席、いつもながら面白い構造です。


床がカーペットではなく、リノリウムなのが、いい。
お客さんが入るとちょうどよくなる。


少し逆戻りして、当日の朝。雪こそなかったものの、路面はつるつるーー。
こんなに寒いのも、日光らしくていいかな。
だいやがわをわたる。

マルチの余長と、動線に気をつけなければ。








最近、ピアノ=ステレオのセオリーについてちょっと疑問があったので、monoでやって見る機会を探してました。

ステレオでのデメリット、音像ボケる、ハンマーまでの距離感など、蓋を閉めてしまえば利点もあるだろうと、やってみました。

サウンドチェックでは蓋を閉めて、演奏者にはFOOT MONで自分の音を聞いてもらう予定だったんですが、本番始まって、気づいたら蓋が空いていてあたふたしました・・・。

しかし、ピアノの蓋があいたことによる、ピアノの箱感(よくないはこかん)が、低減され、実は良いことばかりでした。
やっぱり、無理なEQはいいことない。
しかも、シンバル類のかぶりがきれいとまではいかなくても、自然。

教科書通りの結果です。
KM184 質感
57 音量感

ピアノ収録の目的は、ステレオで収録すべき楽器。
楽器の大きさ、音域、近接したマイクの相関関係ですが、モノラルの利点もある。これを確認したかったのです。

もういっこ。
この会場ステージが高いので、管の響きが、ステージ上と客席でかなり異なります。また、客席の床がつるつるなので、フツーのホールの状況と違います。
フツー(ステージライブ→客席デッド)
ここ(ステージライブだけど袖舞台→客席ライブ)

SAXは朝顔が上向いてる楽器
TB TPは朝顔が前向いている楽器

Saxがとびにくい。もちろんマイクは朝顔に向かっているが、木管楽器は朝顔だけから音が出ているわけではない。
かなり、ヒントを持ち帰りました。

そして、それぞれの楽器がもともと持っている音量感、音質感、和声感を考えさせられる、イベントでした。

7月にもこういった複数のビッグバンドが出るイベントSRをやります、むちゃむちゃたのしみです。




ほい、またまた戻って本番中の画像。
下手から。





帰りは久々のぎょうざ、今市まさしで腹一杯。
厳冬期の日光でしたが、あたたかい一日となりました、たまには温泉入って帰りたいです。


STAFF
大橋 麻里、嶽下 あい、富 正和

0 件のコメント: