2013年1月9日水曜日

2012.12.15 OOTA Gospel Concert SR 41RP-2 STAFF REPORT

2012.12.15 OOTA Gospel Concert SR 41RP-2 STAFF REPORT
12/15 PreciousPraiseクリスマスゴスペルコンサートレポートです。

ディレクター斉藤直江さん率いるゴスペルクワイヤーグループの10周年記念コンサート。
大田区民プラザ大ホールで行なわれた。搬入口は少し高く、手上げが必要。人が多かった為あまり時間はかからなかった。
50名程のクワイヤーにバンドがあり、ゲストの方もいらっしゃる。転換も複数ある為、とても緊張した。
いつもと違った事が音響スタッフの人数。私を含みステージスタッフだけで5人もいた。全員同じ音響芸術専門学校の1年だった為丁寧に打ち合わせをして頂いた。ただ私は諸事情のため最終打ち合わせには参加できずご迷惑をおかけしました。
変更点などは事前にメールでご連絡を頂き、前日の夜改めて転換図を書き直す事によって理解を深めた。

仕込み・リハーサル
・人数が多かったため分担して作業し、私はクワイヤーマイクの準備にほとんど参加できなかった。マルチボックスの置く場所は吟味する事。また中継マルチボックスを上手く活用して無理のない結線をする。
・仕込み中は他に迷惑をかけない程度に大きな声で返事をする。またその日初めてお会いした方にも大きな声で元気に挨拶をする。
「はい」「いいえ」「分かりません」「少々お待ちください」「~こうしてみます」などの返事を大きな声ではっきりと伝える事によってスムーズにいく場面が数多くある。簡単な事なのでしっかりする!
ホールの回線を使わせて頂く事によりマルチをひく時間が省けた。ボックスがいくつも出る為方向性にも注意し、マーキングをしっかり行なう。
・ホールの機材をお借りするときは必ず誰かが付いて行き、戻す場所や使い方・電池(WL)の事を聞いておく。
メインもホールのプロセとカラムを使用したので時間がだいぶ短縮された。ホール専用に設計されているのもあってか、思っていた以上にガッツがあるが上品な音がしていた印象。
・ラニーさんのキーボード・PAセットのセッティングが難しく、本番休憩中にしっかりと再現出来るよう注意して記憶する。
・今回転換が何度もある箇所があった為、音響転換の練習もリハ中に行なわせて頂いた。通常のリハーサル中にも音響スタッフに話したい事が舞監さんや出演者の方にはあります。何かあればすぐに駆けつける事、そうでなくてもいつでも会話の中に入って行って聞き耳を立て、すぐに案を出すまたは動く・変更するなどの姿勢で居る事が重要だと感じた。音響さんと呼ばれた時にいつでも反応し、音響スタッフとしての責任感を持って仕事をしたい。
・スタッフ全員で把握しなければならない事、混乱を防ぐため自分だけが認識していればいい事、様々な情報が飛び交っていた。また、インカムで伝える事、直接顔を合わせて伝えるべき事もあった。
下手上手と分かれてしまった為情報共有が難しかったのだが、もう少しうまく人員配置ができれば良かった。
・上にもあるようにリハ中は出演者の方のモニター要望がある。声をかけられる位置に居る事、顔色を見てすぐに駆けつけられる事、もっと意識したい。
・いつもと同じようにリハーサル中は色々な音を聞きに行き、流れをつかむ為に客席側からステージを見る。視野を広げてみる事が大事。

本番・バラし
・転換はなんとかうまくいった。一つだけ私が出すべきスタンドがKEYのそばまでよってしまい、すかさず他スタッフがフォローしてくれた。本当に助かりました。
・時間が押していたので一曲カットになった。下手には情報が集まる。それをスタッフ間で共有。
・転換では細かな担当を決める事も重要。ワイヤードのマイク転換は殆ど私以外のステージスタッフが担当した。スムーズに進んで本当に感謝します。
・バラしはあまり時間が無いとの事だったのだが、人数もいたおかげで時間内には終了。ケーブルを綺麗に素早く巻く事、できて当然の事だからこそもっとしっかりと出来なくては。

感想
今回のコンサート、パワフルでキラキラしていて本当に格好良かった。転換も有り良い緊張感の中本番に臨めたと思う。
スタッフが大勢いることも普段なかなか無いのでとても面白かった。人と仕事をする難しさや自分にまかされた事への責任感、多くの事を学ばせて頂きました。
こんな機会を頂きありがとうございました。ご一緒して頂いた皆様にも沢山ご迷惑をおかけしてしまいました。ありがとうございました。
本番終了後出演者の方々にありがとうと行って頂き、様々なものが報われました。楽しかったです。

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