2010年1月22日金曜日

2010.01.16-17 Niko Recording STAFF REPORT 38SI

2010.01.16-17 Niko Recording STAFF REPORT 38SI

2010年1月16日、栃木県宇都宮市にあるプライベートスタジオで行われた、二胡録音の為のピアノ伴奏を録音しました。

録音に必要な体力を維持するために睡眠を多く取ろうと思い、前日は普段より早く20時に就寝しましたが、予定より遅れて出発してしまい、15分遅れて、待ち合わせ時刻の2分前、8時58分に宇都宮駅を到着しました。図面も印刷ができず、恥ずかしい失敗に反省をしました。もっと余裕を持ってスケジュールに接するべきだと感じました。

富さんと宇都宮駅で合流をし、ずっと気になっていた演奏家の方の人柄や、当日の録音の内容を車内で確認しました。長時間同じ空間を共有するミュージシャンがどのような人か知っておくべきだと考えていました。

10時に演奏家の方の自宅でもあるプライベートスタジオに到着し、機材の搬入をしました。
そのときに学んだこと、感じたこと、教わったことをいくつか箇条書きします。

・お客様の家の環境を勝手に変えない。(玄関の鍵は開いていたら閉めずに開けておく)
・機材を汚さない。機材で室内を汚さない。(シートや毛布を床に引く)
・壁に傷をつけない。リュックサックを背負ったまま運ばない。(周囲を見て注意して運ぶ)
・よく指示を聞いてそれは必ず守る。(慌てず、柔軟な姿勢で作業をする)
・導線には物を置かない。(移動の邪魔をしない)
・重たい荷物を無理して1人で運ばない。(かけ声でコミュニケーションをとる)
・2つ以上のネジを取り付ける場合は全てを一度穴の上に置いて、それからネジをまわす。
・先輩が何をしようとしているのかをよく考えて予測をして、そのための準備をする。
  (言語を超えたコミュニケーション)
・駐車時は車から降りて後ろを見るべきだったかなと思いました。

確認ができた機材セットは以下の通りでした。
・YAMAHA 01V96 (Digital Mixing Console)
・MACKIE ONYX 800R (Mic Pre-Amp)
・DIGIDESIGN digi 002 Rack (I/O)
・BOSS DI-1(Direct Box)
・SHURE SM58(MIC)
・NEUMANN KM184(MIC)
・FOSTEX PH-100(HEADPHONE AMP)
・YAMAHA (SPEAKER)
・(SPEAKER AMP)

録音中、演奏家の方には常にマスターアウトの音を聞かせるべきなのですが、エンジニアとしては途中に録音している音だけをモニターしたいときがあるので、複数のヘッドフォンはそのためのセッティングになっているとのことでした。結線に関しても富さんに説明して頂いたのですが、混乱してしまいました。せっかく、たくさんの休憩時間が設けられていたので、自分の態度や対応などを気にするよりも、機材の事をもっと質問するべきだと思いました。

録音中にはいくつかトラブルがありました。
→ピアノの高いオクターブのシの鍵盤だけ、異質な、アタック音の強い音色が鳴ることがヘッドフォンで確認ができた。
まず、フェルトや柔らかいティッシュペーパーを挟むことによって改善を試みましたが、他の音色と合わなかったため、諦めました。そこで、そのことが気になってしまって演奏に集中ができない状態が続いたので、一度、ヘッドフォンを外してホールにいる感覚で演奏をしてもらうようお願いをしました。改善ができない問題を一時的に忘れる柔軟性と、忘れてもらうよう誘導する能力も必要なのだな、と思いました。気持ちのテンションが大きく左右される作業であると感じました。人間を相手にしているということを意識しなければいけないと思いました。
その後、KM184マイクをピアノの下から追加でアレンジ、さらにピアノの上からアレンジしているKM184マイクのアレンジを変更することによって異質な音色の改善ができたように思いました。経験が結果に反映された出来事だと感じました。

→時計の針の音が収録されてしまう。
時計の電池を外しました。時間の確認はできなくなりましたが、その後の録音に支障はきたしませんでした。

→ストーブの音が収音されてしまう。
作業の流れを読んで、ストーブの電源を入れたり、ストーブを静かにさせるタイミングを見計らう器量が必要でした。

→ストーブの上蓋が振動をするため、収音はされないが、演奏中に気になってしまう。
最初は振動音の原因が分からなかったのですが、富さんが素早くストーブに目をつけて発見しました。ストーブに距離の近かった僕が素早く行動をするべきタイミングだったと思いました。また、ストーブのコンセントを探して電源を入れ直すことを指示される前にやるべきだったと思いました。

・見学に来ていた、女性の方のナレーションを(手紙風)、演奏家の方のアイデアで録音しようとしたが、女性本人が恥ずかしがってしまった。

まず、スムーズに作業を進めるために富さんがマイクを立てて、椅子を用意しました。これも僕が用意をするチャンスを逃したと感じました。「リハーサル」と言いながら富さんが緊張している女性の台詞を録音をしました。しかし、ゲインがフルテンだったため、もう一度録音するかどうか悩みました。それは、女性がリハーサルのつもりで発した、リラックスした声色が変わってしまうからという理由からでした。その後、僕は、「録音が終わったからストーブを点けて欲しい」という富さんの指示を聞き取れていないのにも関わらず、慌てて理解をしたフリをして自分で勝手に考えてスピーカーの音量を上げました。
女性は自分の声を聞くのを嫌がっていたのにも関わらず、このような行動をして、場の空気を悪くしてしまったと反省しました。
僕は録音時は女性の方を見ないようにしていました。

・ミュージシャンを見ないフリをする。(Mixerも)
状況によって変わってきますが、演奏中に見られると緊張してやりづらい場合もあるので、ミュージシャンがリラックスをして演奏ができるよう配慮をする能力が必要です。

さいごに。
責任感について。
「責任感を持って仕事をする」ということは人として大切な観念です。しかし、誤解しがちなのは、たとえば、極端な例ですが、100kgの荷物は平均的な成人男性が1人で運べるわけがなく、責任感があるということは、重たい荷物を落としてしまい、事故が起きたときにその荷物の代金と怪我が起きた場合の治療費を支払う能力があるというわけではないと思いました。注意深く完璧な仕事をすることも責任を持って仕事をするという意味ですが、責任のとれない約束や行動はせず、無理をせず、他人に迷惑をかけないように判断をすることも責任感を持つという意味だと感じました。これは一見、当たり前の事ですが、「気合い」や「努力」を絶対的な美とし、頭が堅くなっているときには忘れがちなことだと思いました。
特に音響の仕事は、大勢の人間が関わって成立するものだと学んでいます。それを忘れて、無理をして、他人に迷惑をかけるような結果になってしまっては、「気合い」や「努力」は美しいものとは言えません。また、富さんがブログに記していたように、現場での作業を利用して成長をしようとするときは、その場にいる大勢の人たちを成長の踏み台にしていることも忘れないようにしたいです。
丁寧に仕事を教えて頂き、とても感謝します。失礼な面も数多くありましたが、誠意を持って、頭の良い、イメージのできる人間になれるよう頑張ります。
どうもありがとうございました。

2010.01.16-17 Niko Recording Project終了報告

2010.01.16-17 Niko Recording Project終了報告
はぢめてやってみました。


のどかだー。


二胡の出張録音を行いました。
日時:2010.1.16
一日目にピアノ等の楽器系の録音、後半に二胡録音
二日目は、ソロと、ピアニストとのアンサンブルでした。

場所は宇都宮郊外のご自宅練習スタジオ。

搬入はこんな感じ


録音システムは、digi002Rack



楽器はピアノと二胡とエレクトーンとEpf


ただし、基本的にご本人が伴奏(ピアノやエレクトーン)を
録音した後、二胡を重ねる。クリック曲によりあり。
MON Setting C/R OUT VOL12時

MON Setting BOSE AMP VOL3

HP AMPとBOSEのAMP

録音システム別角度

01Vと002とかHA

PCは2台体制



録音の必需品

肉食らしいです。

最初のうちはピアノマイキングの幅は狭めでした。


Pfの上から(通常のセッティング)のHA


1日目の夜食、天丼

2日目の朝かな?

ピアノ全体別角度



録音システムとピアノ


二胡マイク

二胡HA 1=KM184 1時位? 2=SM58 5時位



これ、昼の12時です。

これホントに昼の12時だってば。


ピアノ逆光


録音は順調でした。2日間スケジュールに余裕を持ったおかげで、クオリティの高い録音と満足度がお互いに得られたと思います。
彼の事を知ったのは、渋谷に転勤してからでしたが、いろんな縁で出会い、乗り越えてきて良かったなと思います。
彼は弟のような歳ではないのですが、本当に大事に共にいろいろとやっていきたいと思います。

2日目20時録音完了!
撤収後、みんなで待望のカツ丼食べて帰りました。
横浜の家についたら25:00でした・・・。



一日目アシスタント 松岡将

2010年1月10日日曜日

2009.12.26 Na Deli Recording Project終了報告

2009.12.26 Na Deli Recording Project終了報告
内容:Na録音
場所:さいたま市マンション
今回友人の依頼で、Na録音を行った。
マンションの一室でNa録音を行ったが、Na(ナレーション)録音をお考えの方に、参考になると思いますので、許可を取りこちらで公開させていただきます。

まず音を録る場所ですが、なるべくデッドな(音の響きにくい)場所をご準備下さい。
カーペットやカーテン等は音を吸音しますので、良い条件です。
寝室も良いと思いますが、トイレ等狭い場所は、壁の反響が収音される音に影響を与えますので、あまり向いていません。
最低でも4畳半程度の広さが必要です。


吸音に必要な布類は何でも良いのですが、マイクに近い反射性の素材を遮る為に、エムアクアではナレーションの机の上にこのようなフェルトを置いたりします。
これは、放送局のスタジオの机からヒントを得てます。
ちなみにこのフェルトは、100円ショップのものです。

録音場所の中が響き過ぎない事=吸音以外に、もう1つ大事な事があります。
録音場所の中に不必要な音が入ってこない事=遮音が必要です。
しかし、実際に録音スタジオのような遮音が必要かというとそうでもない事もあります。
生の音をマイクを通さずに聞こえていた不必要な音が、録音してみたらあんまり気にならないという事がよくあります。このあたりは経験も必要なのですが、録音するナレーションをどのような用途で使用するかでも変わってきます。

そしてあと1つ大事な要素があります。
1:録音場所の中が響き過ぎない事=吸音
2:録音場所の中に不必要な音が入ってこない事=遮音
3:録音場所の音が外に漏れてしまわない事=防音
この3は、よっぽど大きな台詞を喋らない限りは問題にならないと思いますが一応書き留めておきます。

この3点に注意していただければ、以外と一般の家庭でも録音は可能です。
また、集会所や会議室で録音をお考えの方は、この3点をまず考えていただくと良いと思います。

録音する音がナレーションだけであれば、機材はこの程度となります。
できれば、録音を当社のエンジニアが確認する時に別の部屋があると良いと思います。
ナレーションを読む方にはヘッドフォンを掛けていただき、ご自分の音をよく確かめながらマイクとの距離等を確認しながら録音を進めます。
この時、録音を操作する別の部屋からの指示もこのヘッドフォンに流れてきます。

いずれにしても、細かいアドバイスやご相談は無料ですので、ぜひ一度ご検討下さい。
M-AQUA 富 正和
maquanet@gmail.com

2009.12.28 Bo-nen Kai Event Band SR Project終了報告

2009.12.28 Bo-nen Kai Event Band SR Project終了報告
場所:横浜某専門学校
内容:忘年会内イベントステージバンドSR

今回は、かっきーさんの現場です。
機材はお借りしてオペのみでしたが、ヘッドフォン、白ビニテ、マッキー、テスターを持ち込みました。

さてさて、今回当日の撤収にかっきーさんおりませんので、いろいろ考えて降ろし始めました。
撤収の積込みの時に機材車への積み方を忘れちゃうと大変な事になるので、ワーーッと降ろさず、途中途中で画像をとりながら降ろして行きました。
機材車後ろから。タイヤハウスの上にWizzard16:2

アンプとかスタンド系は、真ん中の席の足下。

ドラムとかは真ん中の席に。


ステージはこんな感じです、上手奥おぺ。

仮設ステージが、結構画期的で使いやすかった。
反省は重い機材を入れてから、上手のステージを塞げば良かった。


電源は、照明直電源ありそうでしたが、照明ご担当者がいなかったので、結局平行2口にまとめました。
結果的にはプロセニアム大臣柱客席側2口でまとめました。
客席では、飲食の為に電源使ってたのでちょっと不安でしたが、前日にビル管理の方がブレーカーの位置等を丁寧に教えて下さったので、安心して使いました。

ハウスはサーウィンベガの15インチ?+15インチサブ。
モニターは、S200×5発の、モニター4系統でした。

ダンサーさんの位置関係等で、ステージ上の配置は少し手狭な感じもしましたが、もともとステージの間口が5間くらいあったので、そんなにキツキツ感は無かったです。
前日仕込みの時にケーブルの員数や長さがほぼぴったりなのは、さすが!と思いました。

ハウス&モニター共に、Drive Rackを使ったのですが、1つ報告というか注意点。
前日の仕込み時に入念にチューニングした設定が・・・・、消えてました。
あれ???電池切れでしょうか、日をまたいでコンセント抜き差しするとメモリーから切れちゃうのでしょうか。
時間があったので大ジョブでしたが、ウチもDrive Rack使っているので用心します。

本番はつつがなく終了。
当日のローディーさんとねさんと、撤収のみおぎさまに手伝っていただき、無事に20:30には撤収完了してました。

飲食系の撤収と重なり、エレベーター待ちはありましたが、そんなに困難な搬入出ではありませんでした。
ただし、台車等キャスターコロガシ系が多いともう少しスムーズに搬入出できるなと感じました。
楽器系が多い時はウチも気をつけます。

STAFF:
かっきーさん(前日仕込み)
とねさん(ローディー&ドライバー)
おぎ
とみ

2009.12.23 Gospel Live Event SR Project終了報告

2009.12.23 Gospel Live Event SR Project終了報告


日時:12月23日(祝)
場所:田園都市線用賀駅隣接
   世田谷ビジネススクエアタワー 地下1階吹き抜けホール
内容:Gospel Concert SR
日程:10:00 搬入開始〜エリア限定し込み
   11:00 客席セッティング開始、仕込み拡張
   11:30 リハ
   12:00 開場
   12:15 開演
   13:30 終演
   14:00 撤収完了

図面&Audio Plan


搬入経路、地下駐車場


今回特殊なパターンでした。
Choirさんの機材に、足りないものだけをM-AQUAからだすという、複合現場でした。
ハウスはEliminator2対向で4Ωドライブ、電源事情がよくわからないので、AmpはP3500Sでした。
水平80度×2だと、横に広い会場だと安心して使えます。
音の飛びはQRxの方がいいけど、水平のエリアを稼ぐのなら、Eliminatorはやっぱり良いです。
ただし、相当高さ上げてます。一番あげてるかも。
スタンドの底面が1600mm位の高さまで上げてた。

ステージ部分の切れ目が無いのと、少しでも音場をデッドにしかったので、パンチを敷かせてもらいました。
立ち位置の把握もきれいになるし、時間があれば(あんまり時間は無かったですが)やっぱりChoirは、敷いた方が音が落ち着きますね。

アナログ卓でのオペは、横で見ていても、何をやっているのかが解りやすくて良いですね。
ただし、Comp等ダイナミクス系に頼れないのが、ちょっと大変です。
初心に返りました。

また、思い出したら書き足します。
2010.01.10
















メーリー暮れスマス


STAFF:
畠山かおり(mix)
長瀬千里
石井あゆみ
とみ