2009年5月25日月曜日

2003.10.1 STAFF REPORTの内容について

2003.10.1 STAFF REPORTの内容について

2009.5.31また更新
M-AQUAの研修生としてSTAFFに参加していただいた方には、強制ではありませんが毎回REPORTの提出を求めています。REPORTの主旨が解りにくかったり、何を書けば良いのか解らないという人もいると思います。
そこで、こんなこと書いて頂けるといいなというポイントを、まとめてみようと思います。
また、音についていろいろと語り合いたい方の投稿もお待ちしています。

学校のREPORTとは、全く主旨が違います。
『自分自身の再確認』
『同じ情熱を持った仲間との共有』
『まだ見ぬ後輩の為』
このお手本にとらわれずに自由に書いていただいても結構です。
ただし自分はだめだ!だめだ!では、書く方は自己嫌悪、読む方は???になってしまいます。
『次に、同じ場面があったらこうしよう!』ってのが良いと思っています。

慣れないうちは、現場で何をやっているかが解らないまま終わる。
慣れてきても、ちょっと変わったプロジェクトだと、慌ててしまう。
研修から帰ってきてからが、本当の研修だと私は思っています。

・プロジェクト全体の流れが理解できたか? 
 事前の想像と現場は?、録音物ならその後どうなった?
・現場の今の作業が何をしているのかが解らない。
 その時なぜ自分は冷静に見る事が出来なかったのか?
 その時自分は何してた? どこにいた? 

・システム全体の把握ができたか?
 大まかに全体を把握してるか? 細かい部分に目がいきすぎていないか?

・自分以外のSTAFF方の名前や役割、動きで参考になったこと。
 照明や舞監・ディレクター、その時々で実際に現場を動かしてるのは?
・STAFFの中での自分の役割は?
 もっとこの部分を担当したかった、人が多すぎたEtc

・機材の取り扱いで覚えたこと、忘れていたこと。
 授業や他社の現場とどう違ったか?、忘れないようにするには?

・Stage Workや、音づくりに関わる部分で、現場で聞けなかったことは?。
 あの楽器になぜこのMiking、このEQ、このEffect、プランニングの意図。
・『こうすればもっと良くなる』という、建設的なアイデア。
 (機材・操作・手順)

・このプロジェクト後に、自分を変えたいポイントを一つだけ考えてみる。

では、このREPORTを書く為にはどうすれば良いか?
せっかくのプライベートな時間を割いて研修に来ているのだから、必ず成長してほしい。
どんなところを、現場で見てくれば良いか?
どんな所を事前に想像し、どんな所を事後に反省し、調べるか?

人を尊重すること、人に遠慮すること、紙一重だと思いますが、一人一人考え方は違う。
こちらも、私一人の考えを押し付けないようにして、それぞれのスキルアップの手助けをしたいと思います。その一つがこのSTAFF REPORTだと私は思っています。
tomi

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