2007年11月25日日曜日

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-2

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-2
杉並区で行われたゴスペルコンサートのスタッフレポートです。
レポート提出者の方は、Mさんといって、ドラムも演奏するミュージシャンです。

SRの考え方等も含めて、対談形式で書いておきます。

ゴスペルコンサートでのスタッフレポート=================
Mさん:音のことじゃないのですがスタッフとして、僕は「今何をやるべきか?」がつかめなかったのが最大の反省点でした。
また、ステージに飛び出していける勇気がもっとほしかったかな思います。

富:『今、何をやるべきか?』には、何か作業をやりながらも、周りを見渡せる余裕が必要ですよね。
ケーブルなんかは、手元見ないで巻けば、次に何をすれば良いのかが見えます。
私は、そんな風に見てます。また、そんな時同じタイミングで目が合うスタッフを私は求めています。

富:『ステージに飛び出すタイミング』は、場数(ばかず)を踏む事も重要であるともに、システム全体の把握と、イベントの進行をつかむ事ですね。

富:私が最近思うのは、SRでも、スタジオでも、指示の仕方、意思表示の仕方が重要ですよね。
Mさん:指示の出し方!それすごい思います。でもそれは指示を受ける側の人間の時に肌で感じていたいです。
富:どういった指示をだせれば、ベストなのかといった所も、授業等に取り入れてみたいです。
それ以前に、私はもっとわかりやすい指示を出せるようにがんばりたいと思います。

Mさん:話を戻しますが、良かったことは女の子が沢山いたことです。

ミュージシャンとエンジニア=======================

富:話は変わります。Mさんは、沢山のライブをこなしていらっしゃいますが、いくつかミュージシャンとして&音響を学んだ者として、お聞きします。

富:SRのモニターに求める事は何ですか?
『何でも良いから、いじんじゃねーってとこですか』
『自分自分の音ですか?』
普段、自分の音『キック・スネア』を返してって、サウンドチェックの最初から言いますか?
Mさん: 僕はボーカルからもらいます。今曲中のどの部分をやってるのかが一番重要なので、でキックが聞きづらかったらキックをもらいますが、自分の音はあまりもらわないです。コーラスぐらいでしょうか。
あと全体的に「気持ち良さ」をモニターで返してくれたら最高ですね。
富: なるほど、参考になります。
まずは、サイズや行き方(曲の構成)ですな。
ものすごいデッドな所や、野外でやる時は、ドラムやパーカッションも自分の音を結構返しますよね。
特にジャズだと、ライドをモニターに欲しいと言われる事があります。これが、ハットをきっちり欲しいって言われるとまた難儀なんですけどね。
『気持ち良さ!』これはとっても難しいですが、参考になります。
Mさん: なんか最近ライブやるハコのエンジニアさんは、機材のことが全然わかってなくてグライコも「とりあえずニコちゃんマークみたいにする」みたいな人なんですが、演奏者のことをすごい見てて、気持ち良さそうな表情が出るポイントでモニター返すって言ってました。
富: ステージ上に、青黄赤の信号スイッチでもつけとくかね???
Mさん: それもおもろいっすね(笑)
すんません、僕そろそろお家を出るのでまた次の機会にでもお話できたら幸いです。
富: ありがとうございました。こういう内容を授業にしたいのです。

編集後記=====================
富:Mさんを、私が評価している所は『人を良く見ている』所です。
音を良く聞くのは当たり前、その音を、出している人、聞いている人、調整している人、様々な人をよく見る事が、より良いスタッフのとしての、心構えだと思いました。
『返事が出来る』『人をよく見る』→M−AQUA AUDIOに取り入れたいと思います。
富:音についてどれだけ、多くを語り、コミュニケーションをとるか?
という事がとても大事だなと最近痛感しております。
おっさんになると、誰も何もいってくれません。聞いても遠慮していってくれません。
また、おっさんになると、人の意見を中々素直に、真摯に受け止める事がだんだんと困難になります。
お腹も柔らかいですが、頭ももっと柔らかくいたいものであります。

レポート未提出の皆さん。こういうやり取りをしたいのです。
ぜひ、ご一報願います。

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