2007年6月15日金曜日

2007.6.9-10 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-1

2007.6.9-10 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-1

6月9,10日のゴスペルコンサートのレポートです。

・『当たり前の事を当たり前に』、がまず最初の一段階…。
 一つの具体例としてあったのは、モニ卓にリクエストを伝言する時に、
 ただ言われたことを言っただけで、具体的にどういうことなんだという、
 自分の中での思考をすっ飛ばしていたということ。
 ギタリストの方が「全然音が来てない」とおっしゃった時に、自分はそれをただ
 言葉のまま伝えただけでした。
 モニターについての話なので、問題は何の音が来てなくてどのくらい欲しいかに
 あるわけで、それを考えていなかった。
 慌てて伝えたけれど、もちろん、慌てて二度手間よりは落ち着いてスムーズに
 進行する方がよっぽど良いわけで。

・上述の事ともつながりますけども、やはり音響もチームとして動いている訳で、
 アシスタントとしてそ こに参加しているならば、その中のリーダーの考えてい
 ることを理解しサポートする事で、より質の高い「アシスタント」としての意味
 があるのだと感じました。
 その中で、自分個人として見て聞いて、吸収していくこともできるわけなので。

・物事の緊急性の判断、例えば、たまたま問題は無かったけれど、
 「本番中はどういう時、出て行くのか」とか、結構不安でした。
 マイクの高さは大体皆さんご自分で修正されていた、けれど見ていて
 「ネジの締めが緩そう」とか感じていて、曲間で行っておいた方が良いのかなー
 どうしよっかなー、とか本番中も考えていました。

・ゴスペルという音楽は、自分の中で今まであまり親しみのなかった音楽でしたが、
 今回はバンドの編成・アレンジがかなりポップス寄りだったこともあって、
 すんなりと入っていけました。
 しかし、例えアシスタントとして参加するとしても、音楽そのものに対する理解が
 浅ければ、その分わからないことも増えるし、ましてや音作りの部分からは離れた
 ところにしか居ることができないのかなと感じました。
 知らない・理解の浅いジャンルを手がけることになったら、
 前もって勉強して入らないと、当日の仕事量・成果は少なくなってしまうと
 思いました。

・自分は今回初めてM-AQUAのお仕事に参加させて頂いたので、例えば機材のしまい
 方、何がどこに入っているとか、わからないことだらけでした。
 でもわからないことだらけの中でこそ、一般論をどれだけわかっていて推測できる
 かが問われるわけで、 そう考えるとやはり自分は当たり前ながらまだまだなのだ
 と感じました。

・搬入、搬出時、一生懸命なつもりでしたが、行動の能率があまり良くなかったよう
 に思います。
 「何をしたら良いんだろう→とりあえずこれかな…」といったような、
 迷いを含んだ行動があったのが良くなかったのだと思います。
 「はじめて」でももっと事前に考え確認してから始めれば、もう少し自信を持っ
 て効率よく動けたと思います。

・ケーブルの長さがピッタリのところがいくつかあって、案の定うち一つに、
 1部と2部の間の休憩中舞台スタッフの方が足を引っかけてマイクスタンドを倒
 してしまいました。
 倒れたマイクはSM57。さすがシュアのダイナミックマイク、問題は出ずホッとし
 ましたが、これがコンデンサーマイクだったらどうだったでしょうか…。
 使えなくならずとも音色に影響が出ることも考えられます。
 SRの現場で頑丈なマイクが好まれる理由を体感出来ました。
 長さに余裕があれば、もしくはケーブルを固定していれば起きなかった事故でした
 ので、気を付けておかなければならなかったと反省しました。


以上、レポートとして提出いたします。
お世話になりました。またよろしくお願いします。

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